【pipenv + VSCode + pylint】pylint の unable to import となる問題の解決

pipenv で管理しているプロジェクトを VSCode で開いた際に、pylint の Unable to import エラーが表示される問題を解決します。ここでエラーが表示されるモジュールは pipenv で管理・インストールしたモジュールです。

環境

  • WSL (Ubuntu 18.04 LTS)
  • VSCode 1.47.2 (Remote-WSL extension を使用)
  • VSCode Python extension v2020.8.101144
  • pipenv version 2018.11.26

本文

この問題の原因は、VSCode が使用している Python 環境が pipenv で管理されている環境になっていないことです。デフォルトでは、VSCode はシステムが使用している Python を使用します。そのため、pipenv 環境でインストールされたモジュールが見つからず、Unable to import エラーが表示されてしまいます。

そのため、VSCode 内で使用する Python環境を変更することでこの問題は解決できます。やり方は、VSCodeのコマンドパレット (Ctrl+Shift+P)から、Python: Select Interpreter を開きます。すると、VSCodeが使用可能な Python環境一覧が表示されるため、そこから使用したい環境を選択します。

私の環境では、はじめから pipenv で管理している Python 環境が一覧に含まれていましたが、もし見つからない場合は Path を入力することで使用可能になると思います。

参考